スルーギ

スルーギについて

約3000年から2000年前にはすでに存在していた犬であり、起源は定かではないですがモロッコなどの北アフリカで古くからのサイトハンドとして活躍してきた犬が祖先だと思われます。
狩猟犬として兎やガゼルなどを仕留めるときに使われており、またイスラム教では犬は不浄のものであるとされていますが、スルーギは例外的に家族のように飼われてきました。

時には雄は人の女性よりも地位が高い時代もありました。
そのようなことから飼っていたスルーギが亡くなると、家族全員で断髪して魂が天国に行けるようにと祈る儀式も行われてきました。
現在でもこの風習は一部地域でありますが、ほとんど廃れています。
またこの儀式は古代エジプトなどでも行われていました。

この犬が世界に知られるようになったのは、1800年代にアルジュリアにいたユージン・ドーマス提督という人が出した本がきっかけだと言われています。
そして1800年代末になると、オランダやフランスなどのヨーロッパに輸出されるようになり、1925年にはすでに犬としての基礎が完成します。

昔はこの犬はフランスで生まれたと思われていましたが、やがて原産国はモロッコだと考えられるようになります。
また北アフリカ出身のアザワクとはなにか血縁関係があると考えられており、名前も外見も似ているサルーキとは、血縁関係にあることがDNA検査で確認されています。

外見や性格

サルーキに比べるとややがっしりとした体格であり、耳などに飾り気が多くそのあたりに違いがあります。
大型犬ですが、あばら骨が浮き出るような体つきになっており、ある程度あばら骨が見えても健康状態に問題はないですが、顔や足に骨が浮き出ていると痩せていることになります。

性格は警戒心が強いですが、飼い主を家族と思えば絆を持ってペットとして飼うことも出来ます。
家族と思うのは人間のみならず、他の犬や猫や小動物も家族とみなすこともあります。
その反面兎などの小動物を家族と認めない場合は、獲物と思い仕留めることがあり、猫などと一緒に飼うのは止めた方が良いです。

飼う場合は毎日最低でも1時間の運動は必要であり、放浪癖もあるので脱走しないようにしましょう。
散歩させるなら少し長めにさせた方が良いです。
アフリカ生まれの犬ですが、寒さにも強く暑さにも強いです。
ある程度の寒さなら絶えることが出来、日本では北海道以外の地域の気温なら問題ありません。
毛は大変短く全体を覆っていますが、手入れはブラッシングはあまり必要なく、時々汚れたらタオルで拭いてあげるぐらいでいいでしょう。
毛は黒い毛の個体もいますが、砂漠と同じオレンジやクリーム色の個体が多いです。