北海道犬

北海道犬はもともと本州の犬?

北海道犬は、名前からも分かるように北海道をメインとして生まれた犬です。
しかし、その大元のルーツを見てみると、北海道犬も本州で誕生したと見られています。
本州で他の日本犬と同じように生まれましたが、人々の移動に伴って北海道に連れていかれ、そこで独自の成長を遂げてきたのです。
そのため、日本犬として共通する特徴である、ふさっとした短毛と三角の立ち耳、巻き尻尾を持っています。

毛色は黒が北海道犬のシンボルとも言えますが、近年では大手携帯電話キャリアのCMの影響で白毛の北海道犬がよく知られるようになっています。
体の大きさは50センチほどまで成長して、中型犬の部類に属します。
しっかりとした筋肉を持ちますが、丸みを帯びた体つきをしていて、寒さに耐えられるように厚く密集した体毛を持っていますので、全体的に大柄に見えることもあります。

北海道犬の性格は?気性が荒い犬なの?

北海道犬は本来猟犬として訓練されて育ってきた犬です。
北海道の厳しい環境の中、ヒグマなどの大変獰猛な動物にも立ち向かえるように、飼い主が厳しい服従訓練を与えることもありました。
その猟犬としての資質はとても高く、凶暴なヒグマを前にしてもひるむことなく、飼い主が仕留めるまでヒグマを噛んで離さないほどです。

こうしたことから、北海道犬は猟犬としては優秀だが、気性が荒いので家庭で飼うためのペットとしては向いていないという考えが広まったこともありました。
確かに、猟犬としての訓練を幼い時からしていたり、ろくにしつけをしていなかったりした場合は、獰猛な気質を見せることもありますので、家庭で飼うのは難しいでしょう。
しかし、小さいころからしっかりとしつけをして服従訓練を生活の至るところでしていれば、とても従順で忍耐強い犬となります。

そのため、北海道犬を飼う際には、幼いうちから飼い始めること、しっかりとした訓練をすることが大事です。
そうすれば、CMで一躍有名になった北海道犬のように、とても賢く命令に従順に従うというイメージを持つ犬になります。

北海道犬を飼う際の注意点とは?

北海道犬は寒冷地域である北海道で生まれ育ってきた犬ですので、気候の変化、特に寒さには強い犬種です。
しかし、その反面で暑さには弱い面もありますので注意が必要です。
高温多湿の環境にいると特有の皮膚病にかかってしまうことがありますので、飼い主は毛の状態に敏感であるべきです。

また、冬毛がとても太く密集しているため、毛の生え代わりの時期は大量の抜け毛が出ます。
その時期にはブラッシングをしっかりと毎日してあげることに加えて、生活環境を清潔に保つことにも注意しましょう。