ブリアード

ブリアードについて

フランス原産の牧羊犬であり、他にもピカルディなどの牧羊犬がフランスにはいます。
その中でもブリアードは一番古い犬であり、8世紀頃にはこの犬によく似た犬が絵画の中に書かれており、14世紀頃には存在していた証拠が発見されます。
パリ近くの農村のブリー地方で生まれた犬と考えられており、当時はシアン・ベルジュ・デ・ブリーという名前であり、これはブリー地方の牧羊犬という意味があります。
また14世紀の書物の中でシアン・ド・オブリーという犬が登場し、これが訛ってブリアードになったと考える人もいます。

元々家畜を守る番犬としての役割があり、時にはオオカミとも戦うことが出来る勇敢な犬でした。
そのために人々からたいへん愛されて飼育されていましたが、フランス革命後には土地が分割され小さくなったために、牧羊犬としてよりは、群れを移動させたりする役割が重要となります。

早い時期からブリアードはアメリカに渡っており、ラファイエットとトーマス・ジェファーソンという2人によって持ち込まれたという記録が残っています。
しかし彼らが持ち込んだブリアードの血統は途絶えてしまい、現在のアメリカのブリアードは第一次世界大戦時に米兵が持ち込んだ血統です。
ドッグショーには1900年頃に登場します。
アメリカではそれなりに人気のある犬ですが、原産国のフランスでは牧畜犬としても広く使われています。

外見や性格

力強く柔軟性を持ち合わせており、俊敏さもあり牧羊犬としての能力を備えています。
とっさに走る方向を変えたりと、羊を誘導するのに適した能力を持っています。
優雅でしなやかな動きをする犬です。
毛は細いですが密集して生えており、ウェーブのかかった毛が全体を覆っています。

飼い主を喜ばせることが好きな犬であり、一緒に生活すると家族をしたって家族を守ろうとします。
賢く独立心が旺盛であり、非常に飼い主に忠実であり、運動するのも好きなので活発に動きます。
警戒心は強いので、見知らぬ人には攻撃的になるときもあります。

飼うなら毎日の運動は欠かせず、かなり運動させなければならず、尚かつ飼い主とのふれあいも大切です。
長めのジョギングや散歩をさせる他に、群れを管理する牧羊犬としての能力を発揮できるようなゲーム性のある運動もさせた方が良いです。

温暖な地域であれば屋外での飼育も出来ますが、理想的なのは室内で飼い、外にいつでも行けるような環境です。
毛は長く密集して生えておりもつれやすいので、1日ごとのブラッシングが必要であり、コーミングもしてあげましょう。
飼うには運動を毎日活発にさせないとならないということと、毛の手入れをしないとならないので、飼うには手間のかかる犬です。