四国犬

四国犬の成り立ちは猟犬とした育てられたことから

四国犬は、日本固有の犬種で天然記念物とされています。
四国のいろいろな地方の山犬を猟師が見つけて育て、猟犬として訓練したのがルーツとされています。
いろいろな地方で育てられていましたので、もともとはいくつもの四国犬のタイプがありましたが、現在では一つにまとめられています。

山犬が猟犬として育てられるようになったのが四国犬の始まりですが、その山犬は元々オオカミの血が濃く入っていたのではないかと考えられていて、実際に四国犬の見た目はオオカミのようでもあります。
四国犬を見た人が、二ホンオオカミの生き残りを発見したと勘違いしたことがあるほど、その姿はいわゆるペットとしての犬というよりは野生のオオカミに近く、独特の美しさを持っています。

四国犬の特徴は精悍な体つき

いくつかある日本犬の中でも、四国犬はより精悍で筋肉質の体を持っている犬だと言えるでしょう。
全体的に体が長い印象を与えますが、実際に体高よりも体長の方が長い傾向にあります。
また、顔つきも鼻が長いために、全体的により体長が長く見えるのが特徴となっています。

尻尾は巻尾が多いですが、差尾もあって個体によって差が見られます。
なにより、四国犬の大きな特徴と言えるのは筋肉質であり、体が引き締まっているということです。
猟犬としての血を他の日本犬よりも強く残している印象があり、とても精悍なイメージを与えるものとなっています。

毛の色は黒と茶、そして白が混じったものが多く、一見すると毛の色もオオカミと間違えられるような印象を与えます。
柴犬よりも少し大きな体格をしていて、体高はオスメスともに50センチ程度です。

四国犬は飼う人を選ぶ犬種

四国犬は元々猟犬として生まれたという歴史を持ちますし、オオカミの血を引き継いでいると考えられるほど野生的な部分が強い犬ですので、しっかりとしつけと訓練、管理ができないと飼うのは難しいでしょう。
きちんとした管理の下で飼育をしないと、他人を噛んでしまうというアクシデントに見舞われる可能性がありますので、四国犬を飼うのであればしっかりとした意識と覚悟を持つ必要があります。

このように、闘争本能が強いという性格を持っていますが、その反面で飼い主にはとても従順で、忠実であるという特性も持っています。
しっかりとしつけをして愛情を注げば、その苦労と愛情に確実に応えてくれるのが四国犬の魅力と言えるでしょう。
誰でも飼えるタイプの犬とは言えませんが、他の犬にはない見た目や性格がありますので、愛犬家の心を惹きつける犬だと言えるでしょう。
じっくりと四国犬の特性を理解して、大事に育てるようにしましょう。