グリフォンニベルネ

グリフォンニベルネについて

起源は定かにはなってはいませんが、十字軍と共にヨーロッパにきたケルティックハウンドという犬と、フランスの狩猟犬をかけあわせて作られた犬が原型と考えられています。
ルイ11世の頃までは王家の狩猟犬として愛されましたが、フランシス1世の時代になると、毛は白い方がよいという理由で廃れていきます。
その後現ニエーヴル県の貴族達が血統を受け継いで繁殖させていき、約200年間育成していきます。

14世紀ごろには、オオカミなどの狩猟犬として活躍しており、その頃は現在のグリフォンニベルネよりも大型の犬と小さな小型の犬がおり、大型タイプは絶滅してしまいます。
フランス革命になると個体数は減っていきますが、1900年代になると、オッターハウンドなどと交配して絶滅の危機を逃れます

絶滅の危機は逃れましたが、現在ではその数は減らしており、フランス国内でもあまり見かけず珍しい犬となっています。
フランス国外でも僅かに飼育されており、熊狩りなどに使用されています。
そして今は犬の多様化によって、グリフォンニベルネ自体の人気が下がっており、それもまた個体数を増やさない原因ともなっています。

外見や性格

頭がよく勇敢な犬であり、自分よりも大きな獲物も仕留めます。
狩猟犬としての本能が強いので、飼育したとしても小動物などを追いかけることに夢中になると、飼い主の言うことを聞かなくなることもあります。
非常に鼻が良いので、険しい茂みなども対象物を臭いで追いかけることもでき、また茂みなどの中も好きです。
スタミナがあり狩猟本能も強いので、活発に動くことが好きです。

毛は長く硬くなっており、毛先が外に向かって棘のように突き出ています。
眉毛と口ひげがよく発達しており、全体としてやや黒っぽい毛の色をしており、全体が毛むくじゃらの犬です。
もしも飼うとしたら飼い主には懐きますが、それ以外の人物には懐かないので、他の人とのスキンシップは難しいでしょう。
そのような性格があるために、しつけを全く受け付けずに言うことを聞かない個体もいますので、尚更飼うとなると犬に対する知識が必要です。
初心者向きの犬ではないです。

また毎日の運動は欠かせず、長めの散歩をさせたり、安全な場所で思い切り走らせたりする必要もあります。
最低でも毎日1時間以上運動させないといけないので、この時間を確保できないなら飼うのは難しいです。
毛の手入れは毎週1回ぐらいブラッシングをしてあげれば良いですが、換毛期には毛が沢山抜け、自然に抜けない毛もあるので、抜け毛を手で引き抜いてあげましょう。
特に顔の周りに毛が多い犬であり、目の周りなどは定期的にトリミングして整えてあげましょう。