子犬の夜鳴き

突然の環境変化に不安

子犬を迎え入れて楽しい生活をするはずが、
当日から夜鳴きをしてしまって困るという飼い主さんも多いのではないでしょうか?
しかし、考えてみて下さい。子犬は前日まで母犬や兄弟犬たちと生活しており、
突然引き離され、全く違った環境に連れてこられたわけですので、不安で夜鳴きするのも当然のことなのです。
なので、子犬を迎え入れることが決まったら、ご近所さんに挨拶をして、
犬を飼うことになったのでしばらく夜鳴きして迷惑をかけることがあるかもしれません、と言っておきましょう。
挨拶の際には、菓子折りなどを持っていくのも良いでしょう。この挨拶がないのと、
あるのでは、ご近所さんの受け取り方も随分と違ったものになるので、是非挨拶はしておきましょう。
眠っている子犬子犬を迎え入れた初日は可哀相だからと言って、
飼い主の寝室などに連れていってあげようなんて思わないことです。
ハウスで一人で寝かせるようにしましょう。
人のいる寝室などにハウスを置いてしまうと、人にアピールしようと夜鳴きをすることがあります。
夜鳴きも犬によって様々ですが、だいたい2~3日くらいでは落ち着くでしょう。
最初は夜鳴きすると、可哀相でハウスに見に行ったりしたい気持ちがあるかもしれませんが、そこはグッと我慢です。
可哀相だからと、夜鳴きするごとに、見に行ってあげていると、自分が鳴けば誰かが来てくれると学習してしまいます。
そうなると大変ですので、飼い主の心構えも大事です。早く新しい環境に慣れてもらうようにしましょう。

母犬の代わりになるもの

子犬が夜鳴きする原因は、寂しさからくるものがほとんどです。
なので、母犬や兄弟の匂いの付いた敷物などをハウスの中に入れてあげたり、
母犬などの温もりの代わりとなる湯たんぽ(ヒーター)を入れてあげると安心させることができます。
また、夜、急に静かになったことに不安を覚えるのであれば、ラジオやテレビをつけたまま寝るのも効果的です。

夜鳴きが治らない場合には、夜ご飯を遅めにしてみましょう。
人間の赤ちゃんでも同じことですが、夜中にお腹が減ると泣きます。
ミルクなど与えてお腹が満たされると、安心して寝ます。夜ご飯が夜の6時頃だとしたら、朝ご飯までが、
12時間以上も空くことになり、食べ盛りの子犬にとってはかなりお腹がすくものです。
なので、夜ご飯を、人間の就寝時間の少し前くらいにしてみると、夜鳴きが改善される場合があります。
また、昼間にたっぷり遊んであげたり、散歩をしたりと疲れさせて夜はぐっすり眠らせるという方法もあります。
犬も人間と一緒で、疲れれば寝ます。

扱い方に注意!

もしハウスではなく、ケージで寝かせる時には、毛布やバスタオルなどで囲んで暗くし、
周りが見えないようにしてあげましょう。人間も明るい状態だとなかなか寝付けない筈です。

最初は寂しさで夜鳴きしていた子犬も、クセになって夜鳴きが続いてしまえば近所迷惑になります。
そういう場合に限っては、天罰を下すという方法もあります。
鳴いたら、犬のいる近くの床に物を投げて大きな音をさせるとか、犬の嫌うスプレーを吹きかけます。
こうすれば、鳴くと嫌なことがあると学習していきます。
ただし、天罰方式は、最初の不安がっている状況の時には使ってはいけません。不安を掻き立てるだけになります。