子犬のしつけ

しつける上で大切なこと

母親と離れたばかりの子犬は、まだ母親が恋しかったり、しぐさも可愛らしく甘やかせてあげたいと思うのは当然ですが、
子犬の内の早い時期からしつけを始めた方が、犬も「こういうもの」だと思って育っていくので、
これから犬にとっても飼い主にとっても楽しく共同生活を送れるようになりますし、しつけもしやすいです。
子犬をしつける上で大切なことは、甘やかさないことです。しつけをしていると、どうしても、まだ子犬だから仕方ない、
と思いがちですが、教えるべきことはしっかりと教えて身につけるようにさせることが大事です。

主従関係を身につけることは、子犬に限らず犬のしつけにおいては重要なポイントです。
最初から、「犬のリーダーは誰か」を教えることで、他のその後のしつけもやりやすくなります。
しっかりと、飼い主がリーダーであることを認識させなければなりません。子犬に主従関係を教える方法としては、
色々あります。一つに、ドッグフードを自分の手で直接子犬に与えるというやり方があります。
また、おもちゃの取り合いなどの遊びにおいて、最後には必ず飼い主のリーダーが勝つということを覚えさせると、
自分の立場が分かるようになります。多少オーバーリアクションをした方が、
子犬は分かりやすいでしょうし、終始一貫した態度が大切です。

また、子犬のしつけは、子犬の成長を見ながら、簡単なことからしつけるようにすることも大事です。
甘やかすのは良くありませんが、子犬はまだ難しいしつけは覚えることができません。
その時期にできる事を見極めながらしつけをしましょう。

社交性を養ってあげる

子犬の時にやっておきたいしつけに、外の世界に慣れさせてあげる事があります。
子犬には、自分とリーダー(飼い主)だけではなく、色々な犬や人たちや物がこの世の中にはあるということを教え、
できるだけ他の犬との触れ合いの場を持ったりと、社会性のある犬にしていくことが大切です。

子犬は、生後3~12週にあたる期間の「社会化期」と呼ばれる期間はしつけがしやすい時期だと言われていますし、
他者と自分との区別ができ始める時です。なので、上記に述べた通り、自分のリーダーが誰なのか、
自分を取り巻く環境に何があるのか、をこの時期に教えることで、より素直にリーダーの指示に従い、
社会性を持った利口な犬に育てあげることができるのです。

犬は生後4、5ヶ月で人間で言うと既に6~8歳にもなります。この時期には自分を守る警戒心が急激に育ってくるので、
それまでに社会性を身につけないと、何に対しても怖がり、とりあえず吠えて追い返す、とか、
咬みついてしまうという困った犬になることもあります。警戒心が急激に生まれる前に、他の犬や人との触れ合いの場を
持つことが大切です。同じ年齢の子犬たち(生後6ヶ月まで)が触れ合い社会性を身につけることを目的とした
パピーパーティーというものが、犬の幼稚園などで開かれていますので利用するのも良いでしょう。