ビズラ

ビズラについて

起源は定かになってはいませんが、1,000年以上前にアジアのマジャール民族が、今で言うハンガリーあたりに移住したときに生まれた犬ではないかと考えられています。
そして古いタイプのトランシルヴァニアンハウンドとトルコのーキッシュイエロードッグが混ざって出来た犬という説が有力です。
小動物をすばやく追いかけることが出来る能力は、狩猟犬として優秀であり、18世紀までは男爵や将軍などに愛されました。

しかし19世紀になるとその数が激減しますが、12頭ほどの優秀なビズラによって交配させて、次第に数が増えて元に戻っていきます。
第二次世界大戦になると、ハンガリーの人々がロシアからの占領を逃れるために、この犬を連れてアメリカなど様々な国に渡っていきます。
これがきっかけとなり、絶滅の危機を逃れたビズラは、やがてアメリカで秀でた能力と洗練された外見が高く評価されます。

そのこともあって愛犬家達にも評価され、狩りの供としてやドッグショーの世界、そしてペットとして飼われるようにもなります。
別名として、ハンガリアン・ビズラやイエロー・ポインターなどいくつかの呼び名があります。

外見や性格

細身のすらっとした体であり、一見すると華奢に見えますが引き締まった肉体であり筋肉質です。
狩りではハンターとして素早い足と優れた耐久力を持ち、優雅な外見の中にも狩猟犬としての優秀な能力を持ちます。

短い毛は密集して生えており、この毛が悪天候などから守る役割を持ちます。
また毛の色が赤褐色の毛であり、金のような輝きを持つのも大きな特徴です。
狩猟犬として長く使われてきたビズラは、飼い主と寄り添って歩くことも多く、1日中歩いても疲れないようなエネルギーを持っています。
運動不足になるとストレスを溜めて攻撃的になるので、飼うとしたら毎日相当な運動をさせないといけません。

感受性豊かであり、愛情深く自分の意志を貫くよな頑固な個体が多いです。
都会などの狭い場所で飼うよりは、いつも外に散歩に連れて行ったり、公園などで長い時間遊ぶような、そのような飼い主に最適の犬です。
毎日かなり運動させる必要が利あり、安全な広い場所などに連れて行って思い存分遊ばせてあげましょう。
短い散歩などでは満足しない犬なので、飼うとしたら長く運動させるぐらいの時間が取れないと、飼うのは難しいです。

毛は短いのでそれほど手入れは必要ないですが、時々はブラッシングしてあげて、体が汚れたらタオルで拭いてあげましょう。
温暖な地域であれば、雨風の防げる小屋があれば、屋外でも飼うことは可能です。
しかいながら寒い夜などになれば、屋内の暖かく柔らかい寝床に連れて行くなど、寒さには注意した方が良いでしょう。