犬種選びのアドバイス

犬を飼う環境

犬は昔から人間と一緒に生活し、番犬として、友達として、家族として人を楽しませてきました。
昔は一般的に柴犬や雑種などが多く飼われていましたが、現在は、小型犬から大型犬まで本当に色々な犬種を
近所でも見かけるようになりました。犬が欲しいと思っても、可愛い犬ばかりなので目移りしてしまいそうです。
もちろん好みもあると思いますが、まずは犬を飼う環境や手入れや散歩をできる時間などを考慮に入れてから選べば、
参考になるでしょう。犬の種類は300種類以上もいると言われており、それぞれに性格も飼い方も、
必要な運動量、手入れの仕方なども違ってきます。

犬を飼ったら、15〜20年の間はずっと一緒に生活することになりますし、
食費や予防接種などその他それなりの費用もかかりますので、しっかりと将来のことも考えなければなりません。
思いつきや可愛いからという理由だけでは飼うことができません。本当に犬を飼えるかどうか
今一度考える必要があります。共働きの夫婦、一人暮らし、子どもがいる家族、老夫婦などそれぞれの生活スタイルで、
一緒に生活できるような犬を選びましょう。特に大型犬だったら、毎日1時間以上の散歩や運動が必要になってくるので、
共働きなどで忙しく、散歩の時間を確保できないような環境の場合には、大型犬は諦めた方が良いかもしれません。

性別によって性格が違う

性別も考慮しましょう。一般的にはメスの方が育てやすいようです。
メスの方がオス犬よりも一般的におとなしく攻撃性が少ないと言われています。
また、メス犬の方が忍耐強い傾向があり、しつけも覚えやすいようです。
メス犬は年に2回発情期があり、その期間には出血しますので、室内犬の場合は家を汚すことがありますが、
子犬を産ませる予定がない場合は、避妊手術をすれば解決されます。
避妊手術は、乳腺筋腫や発情期の不安定な精神状態を防ぐのにも役立ちます。
オス犬は、同年齢くらいのオス犬と散歩中に遭遇するとケンカすることから分かるように、
他の犬や人間に対して闘争心や縄張り意識が強いため、初心者には難しい面もあるかもしれません。
しかし、逆にその活発さがオス犬の良い所だとも言えます。
オス犬の場合も、病気やトラブル防止のためにも去勢手術をした方が良いでしょう。

重要ポイント

また、犬を選ぶ際には、その子犬がこれまでどんな環境で育ったかも確認しましょう。
親犬と一緒に過ごしたか、兄弟犬と一緒に遊んできたか、清潔な環境で育ったか、
人間の愛情を十分に受けてきたかは大変重要で、良い環境で育っていないと、
神経質な性格で無駄吠えが多かったり、しつけがしにくいという弊害が出てくる可能性もあります。

生まれてからどのくらい経った犬を飼うかも重要なポイントです。7週齢より前に飼ってしまうと、
犬同士のコミュニケーションや社会性が身に付いていないのでよくありません。
社会性が身に付いてないと、他の犬に吠えたり、攻撃性を見せます。
逆に12週齢を過ぎた子犬だと、飼い主をリーダーと見なさないようになり、
人間社会に適応しにくくなりますので、できるだけ7〜10週齢の期間に飼い始めるのがポイントです。