アフガンハウンド

アフガンハウンドについて

この犬の起源はとても古く、古代エジプトで近い犬の記述が数カ所見られました。
アフガニスタンの北部の洞窟でも4000年前の壁画からこの犬らしき姿が見つかっています。
現在のアフガンハウンドの基礎となっているのは、1920年頃に持ち込まれたベルマレイという草原タイプの犬と、1925年にイギリスに持ち込まれたガーズニという山岳タイプの犬です。
現在見かけるアフガンハウンドは後者のガーズイの系統に近いです。

イギリスに持ち込まれたこの犬は、ペルシャ・ハウンドやバルグジー・ハウンドという名前でも呼ばれるようになり、人気が出ます。
また当時は狩猟能力が極めて高い犬であり、狩りの時は2頭で1組となり、起伏の多い地形でも鹿や肉食獣の動物を追いかけて捕まえるぐらい俊敏でした。

イギリスで特に上流階級の人に人気がでた犬であり、ドッグショーにも登場します。
やがて改良が行われて、現在のような毛の長い独特の外観へとなっていきます。
1970年頃になると庶民の間でも人気が出て流行ますが、最近では人気はやや停滞気味です。
毛が長いために寒冷地でも動くことが出来、その特性を活かし、また体の能力で俊敏に走り、持久力も跳躍力もある犬です。

外見や性格

グレーハウンドと似たような外見の犬であり、全体に毛が長いですが、山岳地帯で行動するために短めの足が跳躍力を発揮し、足場の悪いところでも動けるように脚が発達しています。
先にも記載した通り、毛は長く絹のようであり、それが寒さから身を守ります。

もしも飼うとなると優雅な外見をしていますが、狩猟犬としての本能はありますので、毎日適度に運動させましょう。
室内では大人しくしていますが、外にでかければ小動物などをみかけると追いかけることもあり、霧中になると呼んでも戻ってこないこともあります。

子供がいても優しく接するので家庭などでも飼うことは出来ますが、子供とは一緒に遊ぼうとはしないので、子供にとっては物足りないかもしれません。
あまり感情を表わさず、独立心が強い割には繊細であるので、まるで猫のようだとも言われます。
反面臆病な一面もあったりと、複雑な性格をしています。

運動をさせるなら長めの散歩や短い距離を思い切り走らせるなど、狩猟犬として本能を満たすような運動をさせましょう。
長い毛があるために暑い時期は外での長時間の運動は避け、室内で飼育するのが良いです。
また寝床は柔らかく居心地の良い場所を作ってあげましょう。
適度な運動を室内で行えるなら、室内犬として飼っても問題ありません。
毛は長く揃っていないなら揃うまではこまめにブラッシングを行うようにして、毛が揃ったなら2日か3日に1回ブラッシングをする程度で良いです。