上品な佇まいのコリーは室内飼いがおすすめ

女王にも愛されたコリー

コリーが与える印象は、上品で凛としているものでしょう。
このイメージは世界共通で、その気品からヨーロッパでは貴族が好んで飼っていたという歴史があります。
イギリスのヴィクトリア女王が自ら飼って品評会に出したことがあるほど、その品の良さや見た目の美しさには定評があります。

コリーの特徴は鼻が伸びた面長な顔と、美しい毛並みでしょう。
白や茶色、黒などの色の長い毛が特徴的で、上品さを醸し出しています。
また、歩き方がとても優雅で他の犬と異なる印象を与える要因ともなっています。

コリーにはボーダーコリーなどの種類もいますが、ラフコリーと呼ばれる犬種が一般にコリーと呼ばれるものです。
アニメや映画などでコリーが出てきたため、世界中で大変な人気となり一気にその知名度が上がり、日本でもコリーのブームが到来して、多くの家庭がコリーを飼うようになりました。

しかし、あまりコリーの正しい飼い方を知らない人たちが飼ったということもあり、大きな声で無駄吠えするという印象が広がってしまったことや、移り気なブームのせいで急にコリーの人気が下がってしまい、現在ではあまりコリーを家庭で飼っているという人を見られなくなっています。
ペットショップでもあまりコリーを扱っているところは多くなく、コリーを欲しい人は直接ブリーダーにコンタクトを取る必要があるほどです。

飼い主に非常になつき良い関係を築けるコリー

コリーは他の犬と比べても、飼い主との関係が非常に強くなる犬と言えるでしょう。
飼い主の心を察知する能力に長けていますし、知能も高いので、フィーリングが合いやすいという特徴を持っています。

無駄吠えをしやすいという昔のイメージは、しっかりとした躾けがされなかった、愛情を上手に示さなかったことに原因があります。
そのため、一緒の時間を長く取り、しっかりコミュニケーションを取ることで、おとなしく飼い主に忠実な犬になります。

もともと牧羊犬、番犬として育てられてきた犬ですので、飼い主の声に聞き従う特性を持っていますし、飼い主や家族を守ろうという意識がとても高いというメリットもあります。
そのため、飼い始めると犬と人間との間で深い絆ができて、一生仲良く過ごせる関係を持てるのが魅力となっています。

コリーは室内飼いの方が良い

コリーは以前、室外で飼っている人が多かったのですが、本来コリーは室内で飼った方が良い犬種です。
長い毛が家の掃除を大変にするという面もありますが、室内で飼い主と時間を過ごすことで、とても強い絆が生まれますし、行儀よく無駄吠えもすることもなくなります。
こうした育て方をすることで、上流階級で好まれたほど気品がある犬だと、身をもって知ることができるでしょう。