アイスランディックシープドッグ

アイスランディックシープドッグについて

アイルランドを原産とする犬であり、バイキングが家畜と一緒にアイルランドに持ち込んだのが始まりだと言われており、その時のスピッツのような犬が先祖だと考えられています。
数少ないアイルランドの固有種でもあります。
当時は牧羊犬や番犬として活躍し数百年間アイルランドで飼育されます。
その後中世になると、イギリスなどにも渡るようになり、シェクスピアの作品にも名前が登場します。

二度にわたる世界大戦の影響も受けなかった犬ですが、19世紀後半になると、病気とウイルスが蔓延し、この犬全体の75%が死ぬという事態が起きました。
この頃になると、アイスランディックシープドッグを手に入れるには、馬1頭などと交換しないと手に入らないほど貴重になります。
そのためにアイルランドには犬を死滅させる病気やウイルスをもった動物の輸入が禁止されるということになります。
一時期はその数が少なくなったアイスランディックシープドッグですが、アイルランドやイギリスの有志達によって血統の維持が行われ、一時的に他の犬と交配させるなどのことを行って絶滅の危機を逃れます。
現在では牧羊犬や番犬以外にも、家庭犬としてペットとして飼われることも多く、アイルランドでは切手のデザインにもなっています。

牧羊犬などとして使われた犬であるために、吠えることが多いです。
もしも家庭で飼うとなると、夜中に遠吠えをすることもあるでしょう。
世界的にペットとしても人気のある犬ですが、日本にはまだ輸入されていおらず、もしも飼いたいとなると海外から輸入するしかないでしょう。

外見や性格

日本犬のような見た目であり柴犬のような感じであり、毛は長いタイプと短いタイプがいます。
毛が二重構造となっているために、寒さに強く、元々アイルランドにいたために寒さに強い体になってきました。
毛が多いので外見では太めに見えますが、毛が長いだけであり、毛を剃るとスマートな体が見えます。

毛の手入れは短い毛のタイプなら週に1回、長い毛のタイプなら週に2回ブラッシングを行いましょう。
年に2回換毛期がありますので、その時期は抜け毛が多いので、丁寧にブラッシングしましょう。
この犬は体が丈夫であり病気にもなりにくく飼育しやすいですが、唯一暑さに弱いので夏場の気温調節が重要です。

性格は好奇心旺盛であり遊び好きです。
子供や他のペットがいても仲良くできますので、室内でも飼うことが可能です。
家の中で飼い主などと一緒にいるときは大人しいですが、元は牧羊犬として群れの羊を追いかけたりしていたので、自立心も強い犬です。
また頭も良く牧羊犬の時は、それぞれの羊を記憶できるぐらいです。