もしも愛犬が問題行動を起こしたら

問題行動を起こすのはなぜ?

犬は生き物です。
そして命あるものを飼うことは、楽しいことばかりではありません。

愛犬から幸せや感動などのプレゼントを日々受け取っている人が多いのですが、その一方で問題行動に苦しんでいる飼い主さんもいます。
また苦しむほどではないけれど、無駄吠えには困っているなど、何らかの問題行動に悩まされている飼い主さんも少なくありません。

トイレで排泄してくれない、留守中にいたずらをする、無駄吠えをする、人や他の犬に吠えかかる、噛み付くなど、犬の問題行動は多岐にわたります。
なかにはご近所迷惑になったり、他の人に危害を及ぼしたりと深刻なトラブルに発展することもあり、このような事態になると飼い主さんにとってもワンちゃんにとっても悲劇です。

人間は言葉でコミュニケーションを行いますが、犬は言葉を話せません。このため、恐怖を感じると吠えるなどのコミュニケーションをとるしか方法がないのです。

しかし飼い主さんにとっては、犬の問題行動は人に迷惑がかかる行為です。
このため、厳しく叱りつける人が多いのが現状です。
しかし叱る、叩くなどの厳しい罰が、犬の問題行動をますます悪化させる原因となります。

では、問題行動の原因は何なのでしょうか。
脳の異常なども考えられますが、一般的な理由としては飼われている環境や、飼い主さんとの関係によるストレスが原因とわれています。

たとえば忙しくて毎日散歩につれていけない、大型犬なのにとても狭い部屋で暮らしているなど、環境が良くないと大きなストレスを感じます。

また、ワンちゃんはそれぞれ性格が異なります。
性格に合わないコミュニケーションを行っていると、ワンちゃんは苦痛を感じます。

構ってもらうのが大好きなワンちゃんもいれば、必要以上に構われたくないワンちゃんもいます。
構ってほしいワンちゃんを長時間お留守番させたり、あまり遊んであげなかったりすると寂しがりますよね。
かまって欲しがらないワンちゃんを四六時中なでたり抱っこしたりするのも、大きなスレスになります。
このように性格を理解しないコミュニケーションでは、問題行動を引き起こしやすいのです。

問題行動を防ぐ方法は?

問題行動を起こさせないようにするためには、犬を飼う前に、犬の飼育方法やしつけについて十分に学んでおくことが大切です。

そして、自分の性格やライフスタイル、住環境に合った犬種を選びましょう。
個体差があるので一概にはいえないものの、闘犬は攻撃的など犬種によってそれぞれ性質が異なります。
ワンちゃんの性格をよく観察して、仲良くなれそうな性格の子を選びましょう。

また住環境やライフスタイルに会っているかどうかも大切なポイントです。
狭いワンルームマンションで大型犬を飼うのは無理があるでしょう。
出張が多い、残業など非常に多忙な一人暮らしで、ほとんど散歩に連れて行ってあげられない場合は、犬のためにも飼うことを断念するべきです。

命を預かる以上、責任があります。
責任をもって飼うためにも、事前の勉強を怠らず、飼育環境を整えた上で、相性の良さそうな犬を選ぶことをおすすめします。