メリットの多い室内飼い

犬を室内で飼うメリット

近年、犬も家族の一員として、室内でいっしょに暮らす家庭が増えてきました。
室内飼いにはさまざまなメリットがあります。

まず、なんといっても嬉しいのが、ペットと触れ合う時間が長くなることです。
これによって信頼関係を築きやすくなり、より良好なコミュニケーションが行えます。

また、目が届く場所にいるために健康状態がわかりやすく、病気やケガの早期発見・早期対応ができるのも大きなメリットです。
トイレも室内で行うので、うんちやおしっこの状態から、異常を発見しやすくなります。

室外で飼う場合は室内飼いとは逆に、犬と触れ合う時間が少なくなりがちなので、病気などの異常に気づきにくいというデメリットがあります。
また、夏は屋外が猛暑になるので、熱中症や脱水症状を起こしやすいので注意が必要です。
蚊にも刺されやすくなるので、フィラリアのリスクも高まります。

このほか体が汚れやすく、皮膚が弱い犬の場合は皮膚病を患うこともあります。
また食事や飲水も外に置くので、土や虫が入りやすく、衛生環境もよくありません。
室外で飼う場合は室内飼い以上に環境に気を配り、体調のチェックも怠らないようにしましょう。

室内で飼う場合の注意点

メリットの多い室内飼いですが、家の中にも危険はあります。
危険なものはなるべく取り除き、ワンちゃんから隠してください。

危険物としてはアクセサリー、ボタン、電池、針、硬貨、薬などの小さな物です。
犬は好奇心旺盛なので、注意が惹かれたものを口に入れることがあります。
誤飲すると危険ですから、口に入るような小さなものは、ペットの届かない場所に収納しましょう、

室内の電気コードも危険です。
ひも状のものは、格好のおもちゃです。
かじったり引っ張ったりして遊んでいるときに、コードのカバーがはずれて感電するかもしれません。
また、室内を走ってきて足をコードに引っ掛けて転倒するなど、怪我の原因にもなります。
電気コードは壁などに沿わせて固定するなどして、安全対策を行いましょう。

観葉植物も危険物の1つです。
観葉植物の中には口に入れると毒になるものあります。
観葉植物を飾るのであれば、ワンちゃんが入って来られない部屋に置く、高い場所に吊り下げるなどの工夫をしましょう。

キッチンも危険物でいっぱいです。
人間にとって栄養になるものでも、ワンちゃんにとって毒になるものはたくさんあります。
留守の間にゴミ箱をひっくり返して、ゴミを食べてしまうこともあります。
また、床に落ちた食べ物を拾い食いすることも……。
ゴミ箱は蓋が付いたものを使う、キッチンの入り口にはペットゲートを設置して入れないようにするなどの工夫をしましょう。

このほか、犬が室内で安心してくつろげる場所を確保してあげることも大切です。
ワンちゃん用のゲージや、静かで居心地のいい部屋の片隅に毛布を置くなど、ワンちゃんのテリトリーを作ってあげると、快適に暮らすことができます。

室内の危険にさえ配慮すれば、室内飼いは多くのメリットがあります。
ペット可のマンションなど室内飼いが可能であれば、室内でワンちゃんといっしょに暮らしてみてはいかがでしょうか。