ペットの手術費、入院費は高額。万が一のためのペット保険
人間が病気になった時は、健康保険を使って治療費を安くすることができます。しかし愛犬が病院にかかったら、健康保険は使えません。
ペットの治療費は意外と高額です。愛犬が病気や怪我、事故に遭ってしまった時、金銭的な理由で十分な治療をしてあげられない可能性があります。
しかしペット保険に加入していれば、愛犬が病気になった時に治療費の一部を受け取れます。ペット保険で補償できる範囲は、保険加入後のケガ、病気です。加入前に発症した病気やケガ、予防接種や健康診断、去勢手術や避妊手術は対象外です。それは突然の病気や怪我に対応できず、ペットの命を諦めるしかないケースを減らすためだからです。予防接種や去勢手術の支払いができない人は、そもそもペットを飼える経済状況ではありません。
現在は医療の発展により、ペットの寿命が延びました。その反面高齢ペットが増え、白内障や痴呆、ガンなどの病気も増えてきています。そうした場合には、突然の大手術や長期入院が必要になることも考えられます。そんな時に困らないために、ペット保険があるのです。
PS保険について
ペット保険には種類が色々ありますが、「ペットサポートのPS保険」がおすすめです。
PS保険には、以下のメリットがあります。
- 保険料がリーズナブル
- 補償範囲が広く、様々な病気や怪我に対応している
- ペットセレモニーや車椅子作成費用も補填対象
- 50%・70%・100%補償から選べる
ただし、PS保険では賠償保険は取り扱っていません。他の火災保険や自動車保険といった損害保険に賠償保険の特約がセットされている場合が多く、別途ペット保険にて賠償責任を付ける必要がないからです。
またPS保険は、24時間、365日、ペットについて獣医師さんに相談ができる【獣医師ダイヤル】のサービスもありお得です。動物病院を嫌がるペットは多く、機嫌を損ねたり、怯えて手の届かない所に引きこもってしまうことがあります。そんな時に獣医師ダイヤルに相談すれば、無駄な通院を避けられます。ペットの飼い方、しつけや問題行動で困った時にも獣医さんに相談できるため、初めてペットを飼う人にも安心です。
ペット保険の保険金負担額と請求方法
例えば、2012年4月1日生まれの小型犬の場合の保険料は、50%補償プラン特約有りで月々1,560円、70%プランだと2,290円、100%プランだと2,830円となります。一年間一括払いだと割引があります。加入可能年齢は9歳未満までの犬と猫のみとなっています。
支払限度額については、通院の場合1日10,000円までの20日、入院の場合1日20,000円までの30日、手術の場合1回100,000円までの2回です。特約としてペット用車イス費用は、支払限度額が100,000円です。ペットセレモニー費用の支払い限度額は30,000円となっています。ただし、極端に高額な手術は対象外となることがあります。よく確認しましょう。
保険金の請求の方法にも色々あるようです。PS保険は、動物病院で一旦全額支払いをし、診療後、領収書・診療明細書を郵送にて提出し、審査後に指定口座に補償金額が振り込まれます。
PS保険では診断書が不要ですが、病院に診断書を発行してもらうことが必要な保険会社もあります。